子どもから大人まで宇宙を楽しみ学びにつなげる

これからの子どもにつけてほしいチカラ【その1】

 

それは・・・

 

レジリエンス力(りょく)

レジリエンスとは

「回復する力」「立ち直る力」

という意味で使われています。

 

2020年に打上げられた、
スペースX社の民間宇宙クルードラゴンに付けられた名前が

「レジリエンス」でした。

 

新型コロナウィルスで苦しむ世界が元に戻るための力になりたい、
という想いを込めて、4人の宇宙飛行士が相談して決めたそうです。

その一人が、日本人の宇宙飛行士、野口聡一さんです。

野口さんは、24年間の宇宙飛行士生活で宇宙船に名前をつけたことは初めて

・・・というくらい、この名前に託した復興への想いは強いものでした。

 

「失敗を恐れずに何事にもチャレンジしよう」

と言われることが多いかもしれませんが、それと同時に

「失敗から立ち直る力・回復する力」

つまり「レジリエンス」をこれからの子どもたちにつけてほしい!

 

・・・そのために必要なことは次の4つ。

 

その1

成果が出なかったときは

「自分に才能がないからだ」

ではなく

「自分の努力が足りなかったからだ」

と考え、再び立ち上がること。

 

その2

失敗したことを
悩んだり悔やんだりしても結果は変わらない。
次に備えて改善策を模索し、いち早く気持ちを切り替え
前に進むこと。

 

その3

家や学校、将来の職場で叱られた時
叱ってくれた人の想いを汲み取れるようになること。

叱る側の大人は、子どもたちの成長に期待して
叱っているということがきちんと伝わるように。

子どもたちは、それにより心が餓えられます。

 

その4

失敗しても他人のせいにせず自分自身を振り返り
自己と向き合って考えること。
他人のせいにした瞬間に・自分ごとではなくなります。
子どもも大人も、
あなたを育てるのは誰でもない、あなたなのです。

 

失敗から、たくさん学びましょう。

大人も数々失敗し
その度に立ち上がり、
楽しむ姿を隠すことなく子どもたちに見せていきたいものです。

「レジリエンス」は誰にでも備わるチカラだけど、
子どもたちは周りの大人が「失敗した時にどうしているか」
を見て育っていきます。

「失敗してはいけない」
「失敗したら終わり」

ではなく

「失敗してもいい!」
「失敗は成功の母だよ」
「死ぬこと以外はかすり傷!」

と言ってあげられたり、
自ら失敗しながらもそれすら楽しめる大人がいたら

子どもたちも安心して、いろいろなことにチャレンジできる世界になり、
もっと日本が元気になりますね!

「大人だから完璧」でなくてヨシ!

レジリエンスを高めながら心が折れることなく諦めずに、
子どもたちと共に目標に向かって歩んでいきましょう。

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レジリエンスについて教えてくださったのは
我が子の通う中学校の校長先生で、
以前メルマガにも書かせていただきました。
一応、使わせていただくことは許可していただいてますが
私・おがさわらなりに、自分に落とし込んで
多くの方にお伝えしていきたいなと考えています。

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★株式会社 宇宙の城 代表 ★日本宇宙少年団東松山分団長 ★宇宙甲子園広報 ★著書:「はじめての宇宙教育★Space Fun Book」 Amazon Kindle本「宇宙学・天文学」ジャンル1位獲得! ★宇宙の城インスタアカウントで宇宙のいろいろオススメ更新中! ★高2男子・中3女子&小6女子の母 ★2016年から3800名以上の親子と全国各地で実験工作ワークショップ開催 ★2022年トリプルネガティブ乳がんステージ3C発覚、2024年2月に胸膜に転移再発で現在は抗がん剤治療中。 LINEやメルマガご登録で宇宙で遊べるワークPresent中♪ ウーパールーパー3匹飼育中〜