この動画では、モデルロケットを作って打ち上げるまでの一連の流れをお伝えしています。
モデルロケットは、安全を学ぶにはもってこいの教材です。
火薬を扱うので、火がすごく出るのかと思われるようですが
全くそんなことはありません。
打上する人も観客も、ロケットから十分な距離をとっていますし、
(発射ボタンを押す人:5m、準備や見学する人:20m以上、道路や建物:15m以上と決まっています)
風の向きや強さを見て、どう安全に打上げるか考えます。
そして、身近な材料で作ることができるので、愛着も湧きますよ!
自分で作ったロケットが、青空へ飛んでいく様は、病みつきになること間違いありません。
特にお役所の方ですが、
いつも野球場とソフトボール場が一緒になっている広い場所をお借りしようとすると
「目的外での使用」ということで「火を出しませんか」など、毎回同じことを聞かれます。
私は、市に対して「事故は一切起こしません」と事細かく内容を書いた念書を提出しています。
それにもかかわらず、ちょっと場所を変えたり、担当者が変わったりすると
1から手続きやり直しくらいのことを強いられてきました。
もう、念書騒ぎは何年もまえになりますが、今思い出しても腹が立ちます。
そんなに警戒するなら、一度見に来ればいいと思いますが
書類だけ提出させて、打上を見に来たことは一度もありません。
見てもいないのに、人を過激派みたいに言うのはやめていただきたい(笑)
実際、何度も親子連れやお子さんだけお預かりして、ロケット教室を開催していますが
事故は一度もないし、みなさん「またやりたい!」と満足されてお帰りになります。
本部である「日本モデルロケット協会」でも、何万回、何十万回と全国各地で
打上げをしていますが、一切事故は起こしていません。
一度、野球チームが練習をしている日に、こちらが打上を希望したことがあり、
ソフトボール場だけお借りしたことがありましたが、
無風だったこともあり、こちらから野球の練習のお邪魔をしたことは
一回もありませんでした。
むしろ、野球のボールがコチラに何度も入ってきて、そっちはお咎めなしなんて
ちょっとおかしくないですか?と受付窓口には話しました。
野球のボールだって、当たったら痛いです。
もちろん野球チームが悪いのではなくて
(規定の場所で練習しているだけですから)
ただ「ロケットを飛ばす」ということだけに、危険だからと騒ぎ立て
ロケットは「被害を生むに決まっている」と、決めつける行為が悪い。
そういう偏見に満ちた大人がいるから、
真面目に真剣にロケットを打上げている子どもに対して、
勝手にグランドに入ってきた外部の子どもが
「き○ちょうせんだ〜」といって囃し立てる事態になるんです。
なんてレベルが低いんだろうと思いました。
だったら、その子たちは宇宙旅行や移住が普通になっても、
ロケットには乗らないでほしいと思いました、大人気ないですが(笑)
打上げしている子どもたちは、クスクス笑って相手にしていませんでしたけどね。
その子たちにも打上げさせたら、絶対に絶賛するはずです。
当時、人数分以外に材料がなかったので、それはかないませんでしたが。
と、思い出せば腹立たしいこともあるのですが、
そんな周りの反応など気にしません。
だって、やれば本当に素晴らしい教材だとわかりますから!